- Webライターをやってみたいけど文章の書き方がわからない…
- 初心者や未経験でも書けるのかな?
- 初心者向けの勉強本ってある?
Web記事には基本の書き方があるよ!
まずはWebライティングの基本を学びましょう!
独学でWebライターを始めたけど、うまく書けないと感じている方は多いのではないでしょうか。Web記事では、ライティングの書き方を身につけるのが重要です。
基本の書き方がわからないまま続けても、スキルが上がらず稼ぎにくい状態が続いてしまいます。
そこで今回は、8ステップでWebライティングを身につけられるようにわかりやすいく解説しています。
この記事では、未経験からWebライターを目指し添削を受けまくった僕が、Webライティングの書き方について以下の内容を解説します。
- Webライティングの書き方の手順
- Webライティングの注意点
- 書き方が学べるおすすめ書籍
- 専門的に学べるライティング講座
Webライティングを身につけて稼ぎたいと考えている初心者ライターは、ぜひ本記事を参考にして基本の書き方を身につけてみてください。
まったくの初心者から始める場合、ライティングの本質を教えてくれるスクールや講座に入りましょう。さまざまなライティング講座がありますが、多数プロライターを輩出しているWriting Hacksはおすすめ講座の1つです。
\Webライティングスキルが一気に上がる/
Webライティングの書き方【論理的でわかりやすく】
Webライティングの書き方は、想定読者の悩みに対し論理的でわかりやすくが基本です。
読者は、自分が抱えている悩みや知りたいこと調べるため「Google」や「Yahoo!JAPAN」などで検索します。Webライティングを使い読者の悩みに対して答えを用意する必要があります。
単純に読者の悩みに答えても心に響かないので、以下のポイントを心掛けましょう!
- 読者の気持ちに寄り添う
- 知りたい情報を網羅的にそろえる
- わかりやすい順番で情報を伝える
ここで知っておいてほしいことは、読者が記事を読み終えた後、問題解決したとしても毎回同じサイトには訪問してくれません。
大事なのは、たまたま自分の記事に訪問してくれたたった1人のための記事になるよう、わかりやすく情報を伝えていくことです。
Webライティングの書き方の基本手順8ステップ
記事を書くための手順が分からず悩んでいる初心者ライターは、以下の手順通りにおこなってみてください。
基本は以下の8ステップで完成できます。
- 想定読者の悩みをリサーチする
- 想定読者の悩みに対して答えを準備する
- 魅力的なタイトルをつける
- 読者に寄り添った構成を作る
- 本文が読みたくなるリード文を書く
- 最後まで読みたくなる本文を書く
- 読者の3つのnotを理解する
- 1度寝かせてから推敲する
それぞれ、順番に解説していきます。
1.想定読者の悩みをリサーチする
想定読者がどんな悩みを持っているのか、上位記事を参考にしながらリサーチしていきます。
上位記事とは、Googleで検索したときの1~10位までの記事のことです。基本的には、想定読者の悩みに対する答えやヒントが書かれています。
上位記事と合わせて「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などでリアルな悩みを抽出できると、悩みとなる根っこが解決できます。
同じような悩みを持っている知り合いにインタビューをする方法も
有益な1次情報になるでしょう!
ライターが考えた理想の悩みではなく、読者のリアルな悩みをリサーチしていくのが重要です。
2.想定読者の悩みに対して答えを準備する
キーワードから想定読者の悩みをリサーチできたら、悩みに対する答えや解決策を準備していきます。
例えば「40代 副業」というキーワードからは、以下が読者の悩みだと考えられます。
- 40代に向いている副業って何だろう?
- 40代でもできる副業ってあるのかな?
- 40代が稼げる副業が知りたい!
読者は、このような悩みを解決したくてGoogleやYahoo!を使って一生懸命調べていきます。
Webライターは、常に読者の気持ちに寄り添うことが重要です!
たとえば「40代に向いている副業って何だろう?」という悩みがわかったら、以下のような答えを準備してあげてみてください。
- 40代から始められるおすすめの副業
- 40代からできる副業ランキング
- 40代に人気の副業〇〇を徹底解説
まずは、想定読者の悩みの答えを準備していきましょう!
3.魅力的なタイトルを付ける
Web記事は読者から「気になる」「読んでみたい」と思われる、魅力的なタイトルをつける必要があります。
「魅力的なタイトルを付けましょう」と言われても、実際にどやればいいのかわからないよ…
いくつかポイントを押さえれば、誰でも魅力的なタイトルを付けられるので安心してください!
以下では、魅力的になる3つのポイントを紹介します。
- キーワードは左寄せにする
- 墨付きカッコ【】で目立たせる
- 数字を使って興味を持たせる
少しの工夫で読者から読んでみたいと思われるタイトルがつくれます。上位記事のタイトルを参考にすると、より一層魅力的なタイトルが思いつきます。
GoogleやYahoo!で検索したときに、自然とクリックしたくなるタイトルを30~40文字程度で考えていきましょう。
4.読者に寄り添った構成を作成する
悩んでいる読者に向けて理解しやすい構成作りを意識していきます。
紙の本みたいに目次を作るイメージですね!
想定読者の悩みに対する答えが準備できているので、読者が知りたいであろう内容を目次として設定していけば大丈夫です。
例えば「食事制限なし 痩せる」というキーワードに対して目次を設定するなら、以下のように作ります。
想定読者の悩み | 読者の悩みの答え |
---|---|
Q.食事制限しないで痩せる方法ってあるかな? | 1.食事制限なしで5㎏痩せる〇つの方法 2.食事制限なしで痩せるメリット 3.食事制限なしで痩せるデメリット 4.食事制限なしで痩せる注意点 |
このように、読者の悩みの答えを見出しにすれば構成は出来上がりです。
上位記事も参考にしながら、見出しが足らなければ補足して増やしましょう。ただし、丸パクリは絶対にやらないように!
5.本文が読みたくなるリード文を書く
リード文では読者の興味を引き、本文が読みたくなる内容を書くのが重要です。
リード文が適当に書かれていたり、自分に関係ないと思われてしまうと「読む価値がない」と判断され離脱につながります。
サイトに訪れてくれた読者が一番最初に目にするのがリード文ということを意識しましょう。
そこで、2007年『GQ JAPAN』で“日本のトップマーケター”に選出された、有名マーケターの神田昌典氏が提唱している「新PASONAの法則」を使ってリード文を作るのがとても効果的です。
【新PASONAの法則】
- Problem(問題提起)…読者が抱えている問題を明確化する
- Affinity(親近感)…読者の気持ちに寄り添う
- Solution(解決策)…当記事で解決できる方法を伝える
- Offer(提案)…読み手のメリットとなることを伝える
- Narrow Down(絞り込み)…解決できる条件や人が限られている
- Action(行動)…解決するための行動へ誘導する
Web記事でリード文の重要度は8割と言っていいも過言ではありません。
読者に「自分ごと」と捉えてもらい、記事を読むことで悩みが解決できると伝えていきましょう!
6.最後まで読みたくなる本文を書く
魅力的なリード文を書いて本文へ誘導できたら、結論ファーストで解説していきます。
Web記事に訪れる読者は、1秒でも早く解決策を知りたいという性質を持っています。そのため悩みに対する答えを最初に伝える必要があります。
理由や裏付けとなるデータなどは、あとから詳しく解説してあげましょう。
そのために、h3見出しでは「PREP法」で書く基本ライティングを身につけると論理的に伝えられます。
以下は、論理的に記事を書くためのPREP法です。
【PREP法】
- Point(結論)…シンプルに結論から伝える
- Reason(理由)…結論に至った理由を伝える
- Example(具体例)…イメージできるよう具体例をあげる
- Point(結論)…最後に違う視点から結論、主張を伝える
読者が悩んでいる答えを最初に伝えることで、離脱を防ぐ効果があります。
小説や物語などの流れは、一番最後に結論を持ってきます。しかし、Web記事は読者が悩みを解決したり知りたいことを調べたりするために読む記事のため、結論ファーストで書いていくのが基本形です。
7.読者の3つのnotを理解する
基本的に読者は、最後まで記事を読んでくれない人だと考えておきましょう。
できることなら「読まないで解決したい」という心情を持っているからです。すごく矛盾していますが、読者はそういう考えだと認識しておいたほうが良い記事が作れます。
そのため、ライターは読者の3つのnotを超えていく必要があります。
以下は、3つのnotです。
- 読まない
- 信じない
- 行動しない
そうはいっても、記事を読んでもらわないと悩みを解決してあげることができません。
読者の特徴である3つのnotを打開するには、記事をライティングする際に少し工夫をしてみるといいでしょう。
- 図解や表を使って視覚的にわかりやすくする
- エビデンスや事例をあげて信頼性をあげる
- 背中を押してあげる文章を添えてあげる
読者にとって記事が見やすかったり、根拠が述べられてたりしているライティングだと他の記事への離脱を防げます。
記事を最後まで読んでもらうためには、読者の些細な気持ちに寄り添う姿勢が必要です!
自分の知り合いにわかりやすい・伝わりやすい内容で教えようとする場面を想像しながらライティングしてみましょう。
8.時間をおいてから推敲する
書き終えた記事を見直すことは重要ですが、1日寝かせてから推敲をおこなうと効果的です。
その日に推敲をしてしまうと、まだ文章に私情が残っています。そのため第三者視点で読み進められないからです。
自分が書いた記事はすぐに見直しても、言い間違えや誤字脱字などに気がつきにくいです!
毎日会っている家族に多少の変化があっても気がつきにくいですが、数か月ぶりに会った友人の変化には気がつきます。推敲はこのような経験と似ている感覚に陥ります。
書き終わっても慌てずに、1日経ってから見直せばいいんですね。
時間をおいて推敲するメリットは、誤字脱字やおかしな言い回しに気がつき、文章をブラッシュアップできることです。
Webライティングの基礎スキルを独学で身につけることは可能です。しかし、他のライターより一歩先にいくことは簡単なことではありません。
短期間で効果的にスキルをあげるには「Writing Hack」のようなスクールでプロの講師に手伝ってもらう選択もあります。優秀なWebライターを多く輩出しているスクールで学びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
\質の高いWebライティングスキルが身につく/
Webライティングの書き方で意識するポイント4つ
Web記事の存在意義は「読者の悩みを解決」することです。
読者は自分で解決できない悩みを抱えてWeb記事に訪れてきます。そのために読者ファーストで4つの検索クエリを満たすことが必要です。
4つの検索クエリとは、以下の欲求です。
- したい(Do)
- 知りたい(Know)
- 買いたい(Buy)
- 行きたい(Go)
これら検索クエリの欲求を満たすために、4つのポイントを意識した書き方をしていきます。
- 事実をオリジナルに伝える
- 見出しの順番を決める
- 情報量の過不足に注意する
- 読者にどうのようになってほしいか明確にする
1つずつ詳しく解説していきます。
1.事実をオリジナルに伝える
上位記事からリサーチした事実情報と、すでにライター持ち合わせている予備知識を合わせることで、事実をオリジナルに伝えられます。
Googleと読者の両方から評価されるために、事実とオリジナルを満たしている内容にしていきましょう。
上位記事のコピーに近い文章でライティングすると、Googleはすでにある記事だと判断してしまいGoogleのシステムに読み込んでもらえなくなるからです。
Googleは毎日新しい情報を得るため、ネット上にクローラーというロボットを回遊させ、必要な情報をGoogleデータベースにインデックスしています。
自分の中にあるフィルターに事実情報を通すことでオリジナルな文章に変えていけます!
2.見出しの順番を決める
読者に正しく理解してもらうために、どの順番から解説していくかで読者の理解度や伝わり具合が変わってきます。
1から10まで論理的にわかりやすい解説だと、ストレスなく最後まで読んでもらえるでしょう。
道筋を立てて順番で解説してもらえると、理解しやすいです。
知らない街で道案内してもらうとき、現在地から順番に教えてもらうと迷うことなく目的地にたどり着くことが想像できると思います!
自分が説明されているのを想像して記事構成を作っていくと、読者ファーストの順番で見出しが作れるでしょう。
3.情報量の過不足に注意する
読者の悩みに対してどれくらいの情報量で十分かは想定読者に合わせて決めていきます。
読者は、情報が不足していても過剰しすぎていても満足せず、違う記事へ移られてしまう可能性があります。
情報が足りないのは困るけど、あれもこれもと、次々に情報を伝えられても頭がパンクしちゃいます…
たとえば、500mlの水がほしいときに、2Lの水を渡されても飲みきれないし、100mlの水だと足りなくて違う場所に水を探しに行ってしまいます。
情報の過不足が原因で他の記事に飛ばれないよう、最適な構成で適量情報を読者に届けましょう!
読者にどこまでの予備知識があるのか、リサーチの段階できちんと設定していきます。それを踏まえたうえで記事の情報量を決めていきましょう。
4.読者にどうなってほしいか明確にする
記事を読んだ読者に、どんな行動をとってほしいのか明確にして行動を促していくのが重要です。
読者は何かしら悩みを解決するために記事を読みにきています。
記事の内容を読み終わった段階で、読者のためになる行動を促してあげましょう!
読者の未来を想像して、記事内の適切な場所に行動を促すためのボタンやコピーを入れていきましょう。
主に設定する箇所は3箇所がおすすめです。
- リード文の直後
- 記事の中盤あたり
- 最後のh2見出しの下
広告主やクライアントが提供する商品やサービスを利用することで、読者の悩みが解決できるのであればしっかり伝えてあげるましょう。
以下に設定しているマイクロコピーやボタンを配置することで、読者に行動を促していきましょう!
Webライティングの基本の書き方が分かる!初心者におすすめ書籍3選
ライティングスキルをあげる方法はいくつかありますが、今すぐ取り組める方法の1つは書籍から学ぶことです。
初心者ライターがクライアントに求められたり、読者にわかりやすい文章を届けるには、基本Webライティングスキルをあげる方法が一番でしょう。
以下にWebライティングスキルが学べる書籍3選をあげました。
- 新しい文章の教室
- 10倍速く書ける超スピード文章術
- 沈黙のWebライティング
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.新しい文章力の教室
新しい文章の教室は、ライターに限らず文章を書く人にとって読んで損がない書籍です。その内容には、文章が読まれるための本質が書かれています。
文章にも概念のレイヤーが積み重なっています。
- 事実
- ロジック
- 言葉使い
このような本質を意識して文章を書く人とそうじゃない人では、読み味やリズムがまったく違ってくるでしょう!
どうすれば読者に最後まで記事を読んでもらえるのか常に考えます。根幹となる「主眼」と「骨子」の設定は、ゴールへ向かうために地図を持って「何を言うための文章なのか」「要素」「順番」「軽重」を決めるための思考を身につけられます。
ぜひ、初心者ライターのうちに手に取って読んでみてください。
2.10倍速く書ける超スピード文章術
執筆になれていない初心者ライターのときは、どうしても書くのに時間がかかってしまいます。そんな方には必読といえる書籍です。
文章は書く前の素材集めが9割重要といわれています。もし、リサーチしながらの「~しながら執筆」をしている方は今すぐ手を止めてください。
書くことだけに注力できていないのが時間がかかっている一番の要因です!
まずは、書籍を読み込んでから再度「リサーチ→構成→執筆」をおこなってみてください。書籍のやり方を素直に受け入れるだけで、劇的にスピードが変化ます。
3.沈黙のWebライティング
沈黙シリーズで有名な書籍の「Webライティング版」です。わかりやすく書くのが苦手な人には、ぜひ参考にしてほしい渾身のおすすめ書籍です。
「文章のノウハウ本とか読むのが苦手…」
こんな悩みを経験したことはありませんか。
沈黙のWebライティングは分厚い書籍ですが、漫画風の会話調となっているため、本を読むのが苦手な人でも読みやすく作られています。
ぜひ、紹介した3冊を読んでWebライティングについて、深く学んでみてください。
Webライティングはインプットだけスキルは上がりません!
書籍でインプットした知識を繰り返しアウトプットすることで力がついていきます!
Webライティングの書き方をプロから学ぶオンライン講座
書籍でWebライティングの書き方をインプットしたけど、どうしてもうまく書けない方は、オンライン講座でプロから学ぶ方法もあります。
オンライン講座を検討するなら優秀なライターを輩出し続けている「WritingHacks」がおすすめです。
Writing Hacksは、高単価案件が取れるライターを育てるオンライン養成講座です。
プロの講師から3回の添削サービスが受けられるため、その都度成長ができます。
WritingHacksを卒業したWebライターの多くがディレクターに昇格して活躍しているのをよく目にします!
初心者ライターにわかりやすい動画解説77本と、無制限質問サポートまで付いています。
至れり尽くせりの養成講座ですので、多くの方がWebライティングスキルをあげられるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、Webライティングの書き方を身につけて自立できるWebライターを目指してみてください。
\高単価案件ライターになりたい方におすすめ/